助け合いマッチングサイト『ハタラク』β版の制作を開始しました
こんにちは!WEBエンジニアの昇平です。
いきなりですが数ヶ月前、CAMPFIREにこんなプロジェクトが掲載されていたのをご存知でしょうか?
しばらく注目のプロジェクトに取り上げられたり、Patersのしみくんが記事にしてくれたりしたんですが、それらを全く活かすことができず、失敗に終わってしまったプロジェクト。
失敗後は、いろいろ考えた末に開発を中止していました。
. . .
このプロジェクト、再開します。
『ハタラク』β版の制作をすでに開始しています。
まず8月中旬に事前登録してくださった方々のみに限定公開予定です!
ハタラクのことを知ってくださってた方は「音沙汰なかったのに急にどうした!?」って感じでしょうし、「・・・ハタラク?何それ?」という方もいらっしゃると思います。
初めての方にもハタラクのことを簡単にご紹介しつつ、プロジェクト再開に至った経緯を書いていきたいと思います。
目次
プロジェクト失敗とその後
まず簡単に『ハタラク』の内容をご紹介すると、スキルやサービスの交換ができるマッチングサイトです。
【コンセプト】
あなたの「コマリゴト」は誰かにとっての「デキルコト」。誰かにとっての「コマリゴト」は、あなたにとっての「デキルコト」。
ハタラクは、そんなお互いのデキルコトとコマリゴトを交換して解決する、助け合いマッチングサイトです。
例えば僕の場合だと、『カフェのホームページを作る』代わりに、そのカフェの『3ヶ月フリーパス権』をもらう、みたいな。
昨今のクラウドソーシングを見ていて、「お金を介さず交換した方がお互いハッピーになることも多いんじゃね?」と思い、そんなマッチングサイトを作ろうとプロジェクトを開始しました。
↓詳しくはその時作ったティザーサイトをご覧ください↓

ティザーサイトで事前登録者を募り、クラウドファンディングで資金調達して一気に開発する予定でしたが、CAMPFIREでは達成率30%でサクセスならず、事前登録者数は100名ちょっとという残念な結果に。
このままではニーズが少なそうだと判断したことや、色々と反省するところもあって、開発の中止を決めました。
それが今年2月ごろです。
それから現在までの間に、僕自身の環境は大きく変わりました。
まず生活拠点が日本ではなくなりました。
7月から完全にリモートワーカーになり、今はタイのバンコクにいます。
仕事の状況も変わりました。
1日の半分は会社員としてリモートワーク。
残りはフリーの仕事をこなしつつ、友人と共同創業する会社の仕事や準備も進めていました。
新たな門出に意気込んでいたので、正直ハタラクのことはすっかり頭にありませんでした。
始まりはFacebookからのメッセージ
そんなこんなで日本を離れて数日経ったころ、Facebookに1通のメッセージが届きました。
”突然のメッセージ失礼します。ハタラクを拝見したのですが、制作はされないのでしょうか”
おお!今でも見てくれる人がいるのかと驚きつつ、これまでの経緯と制作中止している旨をお伝えしました。
それに対する返信がこれ。
”是非使ってみたいと思いました。
私はrailsエンジニアなのですが、バックエンドの構築ならお手伝いできるかと思います。もし、再開される予定がありましたらお声かけ頂ければ幸いです。私はこのサイトを運営しています。”
おおおお!
リリースしてないことへのクレームの連絡かと思いきや、まさかの協力の申し出!!
送ってくれたcoznavもサービスとしてちゃんと稼働してるし、何よりコンセプトが良い!!
この問い合わせを送ってくださった方に興味を持った僕は、一度オンラインでゆっくりお話しましょうと約束を取り付けました。
ただ、この時点では「自分と似た雰囲気を感じるおもしろそうな人だな」くらいで、『ハタラク』を再開する気はありませんでした。
嬉しい申し出ではありましたが、僕自身がこれからという時ですし、前回の失敗もあってあまり乗り気ではありませんでした。
バンコクと神戸でのタッグ結成!
そしてオンライン面談の日。
「あ、どうも初めまして…。功刀です。」
協力を申し出てくださった功刀(クヌギ)さんの第一声は物静かな印象でした。

あれ?もっとガツガツとした感じを想像していたのに。
ちょっと思ってたのと違ったなと思いながらも、お互いに話し始めます。
【功刀さんプロフィール】
- 神戸在住
- 会社にお勤め
- 職種はSIer(システムの設計などを担当する上流のお仕事)
- 30代中盤
- ご家族あり
- めちゃめちゃ丁寧で腰が低い
- 上流工程の仕事ばかりで、自分で作る機会がないことに違和感を覚えた
- 自分でサービスを創りたくて、独学でRailsの勉強を始めた
- これまでにも自作アプリを数本リリースしている
とても物腰やわらかな方なのに、自分でサービスが創りたくてRailsの勉強を始めたり、実際に作ってリリースしてしまうといった熱い一面も持っておられ、気が合いそうだなぁと思いながら話していました。
そして一番気になっていた『なぜハタラクに協力を申し出てくださったのか』を聞いてみました。
すると嬉しいお言葉をたくさんくださったんですが、一番響いた一言はこれでした。
”自分でサービスを創りたいと思い、アプリの制作を始めてもう4年ほどになります。
作るなら価値のある役に立つものを作りたいと思っていました。
その時見つけて、創りたいと思ったのが『ハタラク』だったんです。
自分でも、心から使ってみたいと思えるものを作りたいと思いました。”
僕みたいな無名の若造が出したアイデアに協力したいって。
しかも見た目が有望そうなサービスならまだしも、クラファン失敗してるのに。
自分の作品を改善していくのではなく、『ハタラク』を勝負の5年目のテーマに選んでくれた。
本気でハタラクを『良い』と思って、これに賭けたいと言ってくれた。
初めて、シンクロできる人が見つかったと思いました。
そんな人にこの本気度を見せられて、いま動かない理由がない。
何より、功刀さんのような人がいてくれたんだから、きっと需要ゼロではない!
届けられれば、共感して使ってくれる人がそれなりにいるはずだ!
こうして、プロジェクトの再開が決定しました。
それと同時に、共同開発者として功刀さんに参画いただくことが決まりました。
僕は方針決定と広報をメインに担当し、功刀さんには開発と運用計画をメインに担当してもらっています。
バンコクと神戸で、国境を超えたタッグが結成されました。
今後のスケジュールとお願い
それでは、これからの『ハタラク』のスケジュールをご紹介します。
【ハタラクβ版リリース】
8月中旬を予定しています。
最初の1ヶ月は事前登録してくださった方のみの限定公開とし、9月〜10月ごろに正式公開予定です。
実際に使って見た感想やバグなど、お聞かせください。
事前登録はこちらから。
メールアドレスのみでご登録いただけます。
クラウドファンディング リトライ
8月中旬〜下旬の公開を予定しています。
開発の人件費は功刀さんにご協力いただけることになりましたが、
僕もさんも本格的なデザイン畑の人間ではありません^^;
そのため、デザイン改善費+運用費の一部を資金調達したいと考えています。
ゴールは30万円ほど(※9/24 追記:50万円に変更しました)を予定しています。ご協力よろしくお願いいたしますm( _ _ )m
スペシャルサポーター募集
募集期間:2017年9月10日まで。
ハタラクβ版の正式公開後、ブログやホームページに、記事またはリンクを掲載いただける「スペシャルサポーター」を募集しています。(個人・団体・企業問わずです!)
ロゴなどの画像ファイル一式もお渡しいたします。
スペシャルサポーターになってくださった方は、任意でβ版の「スペシャルサポーター」ページにお名前とリンクを掲載させていただきます。(企業様の場合はロゴ付き。団体様の場合は相談。)
お申し込み・お問い合わせはこちらのアドレスまでお願いいたします。
【記入いただきたい項目】
◆お名前(個人名または企業名)
◆団体・企業様の場合は団体名
◆掲載いただけるブログまたはホームページのリンク
◆メールアドレス
◆ハタラクへのメッセージを一言
お申し込みお待ちしております!!
お願い
現在、ハタラクβ版の開発を進めるにあたり、仕様決定で悩んでいる箇所がございます。
それらの悩みを解決するため、ぜひ皆様のご意見をお聞かせいただけないでしょうか。
3分程度で完了する簡単なアンケートですので、どうかご協力のほどよろしくお願いいたします。
【アンケートリンク】
https://questant.jp/q/65MU6MUV
どうかよろしくお願いいたしますm( _ _ )m
まとめ
長々とお付き合い頂きありがとうございました。
功刀さんという共同開発者を迎え、ハタラクの開発体制は以前より格段にアップしました。
まずは8月中旬の限定公開です。
少しずつサービス内容をピポットさせながら、色々と試していきたいと思います。
前回いただいたご意見や、アンケートの回答も参考にさせて頂きつつ、より良いサービスが届けられるよう頑張ります。
応援、よろしくお願いいたします!!
P.S.
実は功刀さんから連絡をいただき、久しぶりにハタラクの検索アナリティクスを開いたところ、
『マッチングサイト』のキーワードでハタラクが2位でした。
180万件の検索結果のうち、2位です。
全く更新していなかったのに、です。
これも、クラウドファンディング開催時から記事を書いたり拡散したりと、たくさん応援してくださったみなさんのおかげです。
本当にありがとうございます。
そして事前登録者数ですが、クラウドファンディング終了時点で100名ちょっとだった登録者数は、プロジェクト終了後にも関わらず200名を超えていました。
おそらく別の調べ物で検索したはずなのに、ハタラクで手を止め、興味を持ち、事前登録までしていってくださった。
そんな方が100名近くもいたことを、心から嬉しく思いました。
本当にありがとうございます。
頑張ります。ご期待ください!
おわり
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